21世紀のまち
見学会
【彩都】
北大阪の、茨木市と箕面市にまたがる743haの計画地に、21世紀にふさわしい「住む」、
「働く」、「学ぶ」、「憩う」という多機能を備えた都市造りをする一大プロジェクトである。
1982年(昭和57年)に、大阪府の総合計画において「国際交流と学術文化活動拠点を
めざす」と位置づけられ、以来その目的に沿って諸準備、開発が進められ、本年4月に新しく
「まちびらき」が行われた。
”彩都”とは、国際文化交流、学術文化、研究開発という多彩な都市機能と、緑豊かな公園
都市にふさわしい季節の彩りと明るさが込められた愛称である。
開発の整備基盤は、独立行政法人都市再生機構(旧都市基盤整備公団)(2004-7-1改名)
が、1994年(平成6年)から特定土地区画整理事業で推進している。
”彩都”の 「位置図」「概要」「計画図」、です。    (それぞれをクリックしてご覧になってください)

本年4月に「まちびらき」が行われたばかりの”彩都”見学会をこの度、下記により行いました。
日時:
平成16年6月26日(土)  13:00〜
集合場所:
彩都まちづくり館
参加費:
無料
当日は、小雨にもかかわらず、24名の参加があり、皆さん興味津々で熱心に見学しました。
以下に当日の見学概要を報告いたします。
まず、集合場所の「彩都まちづくり館」で、都市基盤整備公団
の平野氏から”彩都”の全体構想のご説明を頂き、広大な計画
がよく理解できました。
 (「彩都まちづくり館」での見学風景は、右の写真をクリックしてください。)
続いて、”ライフサイエンスパーク”エリア内の「医薬基盤研究
所」に移動し、同研究所の中島、谷本両氏から、研究所の沿革、
概要や建物内の施設、業務内容などの説明を受けた後、施設
内を見学しました。
 (「医薬基盤研究所」での見学風景は、右の写真をクリックしてください。)
説明で、医薬品の安全性、蛋白質や遺伝子にかかわる医薬品
の重要性がよく理解出来たとともに、この地におけるバイオに対する組織的な将来構想が、
現実的に稼動し始めている新しい学術都市”彩都”を改めて再認識出来ました。
最後に、同研究所の屋上で、本日のガイドリーダーのCVVの近藤さんから周辺の構想、環
境などについて説明を受けた後、医薬基盤研究所前で参加者全員の記念撮影を行い、16時
頃に解散しました。
まだ緒についたばかりの”彩都”ですが、2007年春には建設中の大阪モノレール彩都線が
西センター駅(仮)まで開通する予定で、将来に大きな夢の膨らむ都市であります。今後の発
展に大いに期待したいと思います。
本日、ご案内、ご説明頂いた関係の皆様に厚くお礼申し上げます。
CVV 担当一同