西大阪の土木遺産をたずねる

2000年10月7日 土曜日 午後2時からアドバイスグループのメンバーが、 下記の見学ウォーキングを実施しました。
当日のスナップ写真集は、こちら(click)にあります。 (
目下閲覧不可)

コース
大正駅---木津川橋梁---大正橋---桜川抽水所---安政大地震津波碑 ---岩松橋---岩崎運河橋梁---交通局庁舎---花園橋市電創業の地碑 ---九条新道---河村瑞賢紀功碑---安治川河底トンネル---西九条駅

概要

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
ご覧になった後、ブラウザの矢印でこのページにお戻りください。

・木津川橋梁及び岩崎運河橋梁

いづれも昭和3年に、大阪臨港貨物線の木津川および岩崎運河に架設されたも ので、昭和36年に大阪環状線の複線橋梁として蘇り、現在に至っている。
2橋、共通の設計で、支間長 94.945m 複線下路ダブルワーレントラス 形式で、平行弦、端部材が垂直に立っている、見るからに頑丈そうな鋼橋である。

・大正橋、安政津波碑
大正橋の高欄には、ベートーベン交響楽第9の音符がつけられています。
また、東詰めには、安政大地震の津波碑があり、犠牲者の供養とともに地震の時の心得が刻まれています。
詳しくは、ここをクリックしてください。

・桜川抽水所

大正4年、西区の浸水排除のために竣功した、大阪市でも古いポンプ場でしが、昭和38年に新しい 抽水場に建て替えられました。



・交通局庁舎
昭和5年3月電気局庁舎として竣功した。鉄筋コンクリート造り5階建ての重 厚な建物で、この付近では最も大きな建物として、威容を誇っていた。
数年先には、立て替えの運命にある。


・河村瑞賢紀功碑
安治川の掘削に功のあった瑞賢を顕彰する碑で、だいぶふるいものです。

・安治川河底トンネル
昭和19年に、沈埋工法で建設された。両端に大型エレベータが設置され、渡船に代わって自動車、自転車 、人の通行の便に供してきたが、老朽化が進み現在は、人と自転車のみの利用となっている。


CVVのホームページへ戻る