【 用語説明 】
[ 高強度のHT80材 ]
汎用的に用いられてきた鋼材よりも引っ張り強さの大きいものは、高強度鋼と呼ばれる。
HT80材は、港大橋(1974年完成:ゲルバートラス橋)に対して、様々な安全性の検討を行い
初めて適用された。
プラス面は、材料の高強度化によって、薄肉化や軽量化が可能となり、大型化が可能となる。
マイナス面は、剛性の低下や軽量化によって、座屈、たわみ、振動、疲労などにより、使用性
の低下や寿命が短くなる可能性が指摘されており、配慮が必要である。