[ 新淀川大橋 ]
( しんよどがわおおはし )
[ SHIN_YODOGAWA BRIDGE ]
淀川に架かる橋である。
新御堂筋は大阪市内と北大阪を結ぶ一大動脈であり、これが淀川を渡る所に架かるのが新淀川大橋で
ある。
大正15年(1926)、人口の急増や都市機能拡大に対処するため、高速鉄道(地下鉄)4路線の一つとして
御堂筋線(現在の吹田市江坂から住之江区我孫子までの約20km)が計画決定され、また、市域拡大に対
応して昭和7年(1932)にスタートの第2次都市計画事業の一つに、御堂筋の北進があった。
この2つの計画に合わせて、道路/鉄道の併用橋の建設が着手された。しかし、昭和14年に下部工事が
一応の完成をみたものの、戦時の資金不足から中断の憂き目にあう。
その後、20余年を経た昭和36年(1961)、新幹線建設が契機となって建設が再開され、東京オリンピック
開催の直前、地下鉄1号線と上流側の道路が完成した。また、下流側の道路部分は、日本万国博覧会の開
催にあわせて、昭和45年(1970)に完成、全線の開通をみた。
中央径間115mの3径間の自碇式の吊橋を架橋すべく既に建設されていた橋脚は、鉄道部ではランガー桁
というアーチ形式橋に、また、道路部では3径間連続の鋼床版桁橋に利用されている。
新淀川大橋は、戦争による建設中断、戦後のエポックを画した東京オリンピックと日本万国博覧会による
建設の推進など、時代のうねりを受け現在に至っている。

全景 (上流側)
全景 (下流側)
下流側側面
上流側側面
桁下
橋脚
ゲルバー桁の連結化
橋名鈑
2016年 CVV見学会